\毎月月初に配布中/ 熊本県北エリアの情報が盛りだくさん!地域コミュニティ新聞 「ゆめくま」

新春企画「大西一史熊本市長に突撃インタビュー!」

もくじ

熊本の明るい未来をこどもへ繋ぐ

モフール

熊本市の魅力を教えてください。

市長 熊本市は自然環境に非常に恵まれていながら、程よく都市化しているバランスの良い「生活都市」である所が最大の魅力ですね!他にも皆さんがご存知の地下水や熊本のシンボルでもある熊本城も魅力の一つです。
 また、熊本市は医療機関が非常に多く、全国の政令市の中でも10万人あたりの医師の数がトップクラスで、医療へのアクセスがとても良い点が強みです。高等学校や大学、各種専門学校などの教育機関も多く、若い世代が日々勉学に励む環境も整っています。
 熊本地震の後には様々な再開発事業を進めてきました。「街を強く、そして綺麗に新しく」をスローガンに今後50年くらい先を見据え、防災の観点でも心配のない状態を作っていき、それと共に更に賑わいのある街にしていくために力を入れています!

モフール

子育て世代が安心して暮らせるために、どのような政策がありますか?

市長 現在は子ども政策に力を入れています。令和5年4月、健康福祉局の子ども未来部から独立して「こども局」をつくり、子ども関係の政策を集中して取り組んでいます。
 例えば、子どもの医療費について助成の対象を高校3年生相当まで拡充し、また全年代の保険薬局代を無料とするなど、他にも様々な政策を行っています。子どもが生まれた時だけ手厚くすれば良い訳ではなく、生まれた後も安心して育てられる環境を整える。保育園や幼稚園、小学校、中学校、高等学校…と進学する中で、しっかりとその時々で的確なサポートをしていく事が大事だと考えています。
 妊娠出産期では、各区役所の「こども家庭センター」で、お父さんお母さんに寄り添った支援を継続して行っています。熊本市の保育所等待機児童数は5年連続0人で、子育て支援センターや児童館、こども文化会館など、親子で利用できる施設もかなり充実していますよ。
 昨年1月には「こどもの権利サポートセンター」を開設し、学校や家庭での困り事を子ども自身が相談できる体制を整え、保護者や周囲の親も相談できるようにしました。令和6年度は子ども関連の予算を拡充し、昨年11月には、「子育て応援アプリ くまっと」をリリースしました。これは、母子手帳がアプリ上でも管理できるほか、お子様の月齢、年齢に応じた予防接種のスケジュール管理機能、並びに子育てイベントや医療機関をはじめとした関連施設など、子育てに関するありとあらゆる情報をご確認いただけます。

モフール

市民の意見をどのように市政に反映させていますか?

市長 私は市民の皆さんと直接対話することを大切にしています。例えば、「市長とドンドン語ろう!」という会を昨年9月の第4週に2回開催し、熊本市に移住して来られた方々や子ども達、子育て世代の方などと直接お会いしてお話しています。市民の皆さんのお困りごとや、子ども達からの「もっと遊び場がほしい」という声、また「こんな施設がほしい」といった要望を直接聴いています。そして、それらの声をできるだけ早く市政に反映できるように努めています。
 「できるかできないか」ではなく「できることは早く進めていく」。すぐできないことについては「いつならできるのか?」など具体的に話し合っています。スピード感を持って、市民の皆さんの声を市政に反映することを意識して日々取り組んでいます。

モフール

子ども達が大人になったとき、誇りに思えるようなまちを作るために、
どのような計画やビジョンを持っていますか?

市長 昨年4月から「熊本市第8次総合計画」をスタートさせました。総合計画とは、まちづくりの基本方針です。熊本市におけるすべての計画の最上位に位置付ける計画で、4年ごとに見直しをしていきます。それに合わせて、子ども達が大人になった時、熊本を誇りに思えるようなまちを作っていく「こども計画」の策定も同時に進めています。
 熊本の未来を見据え、今一生懸命取り組む姿を子ども達に見せ、その子ども達が大人になった時に、「これからも熊本に住み続けたい」と感じ、「今度は自分たちが熊本をもっと良くしていこう」と考えてもらえるように具体的に取り組んでいます。

モフール

最後に、熊本市民、特に子育て世代や
若い世代に向けてメッセージをお願いします。

市長 子育ては大変だけど、やっぱり楽しいですよね!子どもの成長する姿を見ることで、自分自身も成長でき、喜びを感じられるので。今後も、熊本市は子育て世代が気軽に相談できる施設や場所を拡充していきますので、どんどん活用して欲しいです!
 少子化や人口減少など暗い話が多い中、「熊本で楽しく子育てできるよ!」という感覚を皆さんに持っていただきたいです!不安に思っている事はどんどん寄せていただき、少しでも改善できるように取り組んでいきます。
 市民の皆様にはぜひ希望をもって、ここ、熊本市で明るく楽しく生活していただけたらと思っています!

インタビューに付き添っていたモフールを見て「ずっとこのキャラクターが視界に入っていて、気になっていたんだよね!」と大西市長。ゆめくまの誌面と一緒に写真を撮っていただきました(^ ^)

「色々なサポート体制を築いているが、まだまだ市民の皆様に浸透していないのが課題。どんどん活用していただきたいです!」と熱く語る大西市長。明るい人柄で真摯にインタビューに答えていただきました。

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