英語に魅了され留学を経て人生が変わりました
MEG
タレント。
「FMK BIG MONSTER」などテレビラジオに出演中。
菊陽町PR大使。
1973年生まれ。菊陽町出身。趣味は映画鑑賞
FMくまもと
https://fmk.fm/personality/meg.html
出演番組
RKK からふるhttps://blog.rkk.jp/colorful/2023/09/23/20230923present/
―いつ頃から英語を学ばれたのですか?
小学5年生の頃、マイケル・J・フォックスが出演する映画を観て、アメリカに憧れを持つようになりました。中学では英語教師に映画のセリフを発音してもらったり、高校時代には外国人教師から週に1回特別レッスンを受けたりしていました。実際にアメリカにホームステイにも行き、目に映るものすべてが映画の世界と同じだと感動。ますます英語への情熱が増し、中学校の英語教師を経て、ネブラスカ州ヘイスティグズ市の大学に留学。日本人がほとんどいない環境で、ブロードキャスト科を専攻し地域のニュース番組でキャスターも務め、英語力が鍛えられました。
一方で人種差別にあったのもショックでしたが、それでもめげずに過程を終了。すっかりアメリカの文化に馴染んで帰国したのですが、変貌した私に父親が空港で気付いてくれませんでした(笑)。帰国後はタレントの藤本一精さんにスカウトされ、本格的に英語を話すDJとして活動を始めました。最初はクールにしゃべるスタイルだったのですよ。その反動で今は熊本弁がいっぱい出るようになったのかもしれません(笑)。
―タレントとしてのやりがいや喜びを感じる時はどんなときですか。
ある日、女性から私が出演するラジオ番組にお手紙が届きました。番組中の私の話を偶然聞いて、「自殺を考えていたけれど、もう少し生きてみよう」と考え直したそうです。感謝の言葉が綴られており、自分の言葉が他人の人生に影響を与えることを痛感しました。それから言葉選びに注意し、責任を持とうと肝に銘じています。皆さんから「元気をもらっています」という声を聞くたび、私も励まされています。
―今後の夢、目標を教えてください。
私の人生のターニングポイントとなった留学先に家族を連れて行きたいです。お母さんはここで頑張ったのだよと子どもたちに伝えたい。今は飛行機が怖いですけど(笑)。当時は夢を追いかけていて何も怖くなかったのでしょうね。
―読者の皆さんへメッセージをお願いします。
私はよく「欠点は財産」と言っています。子どもの頃はガラガラの声が欠点だと思っていましたが、高校のコーラス部で鍛え、どんどん声が出るようになり、今はその声を仕事にしています。小さい頃からは考えられないことです。欠点だと思っていたことが光り輝く可能性があると私は信じています。
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