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農業を通じて植木をより良く輝く町へ

PROFILE

菊川敏徳さん

菊川農園株式会社代表取締役

保護司

植木町農業経営同友会会長

熊本県指導農業士

1956年生まれ

植木町在住

趣味は花を育てること

もくじ

ーまずは自己紹介をお願いします。

 菊川農園株式会社の代表取締役、菊川敏徳です。植木町で農業を営み、スイカとナスを栽培しています。生まれも育ちも植木町で、農業歴は48年になります。今年で67歳です。

ー農業を志したきっかけは何ですか?

 両親が葉煙草の農家を営んでいたので、進学する際自分も農業をやりたい、地元で働きたいと考えた事がきっかけで農業高校へ進みました。農業を学び、携わってゆく中で将来は植木の特産であるスイカのハウス園芸に挑戦したいという目標を持ちました。ハウス園芸を始める事は資材等が高くて困難な道でしたが、両親や妻の応援、地域の方々の協力を受けながら、平成31年にはスイカを主体とした農園法人をスタートさせる事ができました。

ー農業をするにあたり大切にしていることは何ですか?

 まず第一に「愛情」です。家族はもちろんのこと、一緒に働く従業員の皆さん、地域の方々全ての人に感謝と愛情を持って接しています。そして自分にもちゃんと愛情を持ち「自分づくり」をすることでしっかりとした土台ができ、美味しいスイカを栽培する事ができると考えています。

ー今後の夢や目標を教えてください。

 昨今、耕作放棄地が増加しているため、荒れた畑を減らすためにも若い世代の希望に満ちた人材を育てて、農業を盛り上げていきたいと考えています。そのために農園では積極的に研修生を受け入れています。若い方から教わることも多く、例えばタブレットの使い方なども若い方から教わりました。お互いに新しいことを受け入れ、刺激し合うことによって老若男女、誰もが生き生きと生活できる地域づくりに繋がり、植木がより良く輝く町になると信じています。また、今年はジャンボスイカの品評会で、菊川農園は過去最大の132kgのスイカで一位を獲得しました。
 来年も更に大きく、手間暇をかけて従業員や孫達と愛情を込めて育てていきます!

ー読者の方へメッセージをお願いします。

 まごころを込めるとおいしいものが育つのは、スイカも、人や土、地域も同じだと思っています。皆で助け合いながら素晴らしい人々を育てていきましょう!

ーそれでは最後に次のゆめびとをご紹介ください!

 道の駅すいかの里植木で事務局長をされている緒続諒さんです!

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