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夢人インタビュー 菊陽町長 吉本孝寿氏

ー主役である町民の皆さまの声を大切にー

PROFILE

吉本 孝寿(よしもとたかとし)

菊陽町長。1967年生まれ。

菊陽町出身。2022年10月菊陽町長就任。

趣味はゴルフ、スポーツ鑑賞 

目次

ー政治の道に進んだ理由を教えてください。

 大学卒業後は就農していたのですが、「町に恩返しをしたい」という思いが芽生え、44歳で町議会議員に立候補しました。当初は政治の知識もほとんどなく、ゼロからのスタートでした。町花や行政区も知らなかったほどです(笑)。それから政治のこと、町のことを一から学んでいきました。議員活動を通じて地域の問題に関わる機会が増え、町を変えていきたいという思いが強くなり、町長に立候補しました。しかし、一回目は落選。政治の道を諦めようかと思いました。それでも支援者の方々からの心強いエールと家族の協力が後押しとなり、再び立候補しました。主役である町民の皆さまの声を集めて作った72の政策を掲げ、支持者の方々の支えもあり、当選することができました。今後も町民の皆さまの声を大切にしていきます。

ー将来、菊陽町をどのような町にしたいですか?

 菊陽町は人口が増えていますが、実は高齢者の比率も高まってきています。私はこの町を日本一介護に強い町として、長年支えてくれた方々に恩返しをすべく、しっかり支援していきたいと考えています。高齢者の皆さまは話し相手を求めていると感じています。社会福祉協議会の機能を拡充し、手厚い政策を展開していきたいと考えています。長生きできるよう日々の健康をサポートしていくことも大切ですね。それから保育や子育ての現場での人材不足も解消していきたいです。町として、教育現場をしっかりと支えることが大切だと思います。また、菊陽町の基幹産業である農業をサポートしていきます。幸いなことに若い農業担い手が多く存在し、菊陽町の農業は活気づいています。自然環境を守り、農地を保全することも使命と考えています。

読者の皆さんへメッセージをお願いします。

 TSMCの進出により町の発展が期待されています。合志市をはじめ周辺自治体と協力し合いながら熊本県全体の発展に向けて取り組んでいくことが重要だと考えています。菊陽町はいつ来ても懐かしく、いつ来ても新しいまちでありたいですね。昔ながらの小川や牛、田んぼなど、そうした風景を守りながら町を発展させていきたいです。

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