こんにちは、ゆめくまスタッフの歯医者ニキです!

前回は「インプラント治療」についてお話ししましたが、今回は多くの方から質問をいただく「矯正治療」について解説します。

矯正って子どもがやるものじゃないの?



大人になってからでもできるの?



マウスピースとワイヤーどっちがいいの?



そんな疑問に、私、歯医者ニキがやさしく答えていきます!
矯正治療ってどんな治療?
矯正治療は、歯を「正しい位置」に動かして、見た目と機能を改善する治療です。
- 叢生(そうせい)と呼ばれるガタガタな歯並び
- 出っ歯
- 受け口
- 開咬(かいこう) など
さまざまな咬み合わせの問題を矯正治療によって改善します。
見た目をきれいにするだけでなく、噛みやすくなったり、虫歯や歯周病のリスクが減ったり、発音や顎の不調が改善されたりと、いいことがたくさんあるんです!
矯正治療の種類
矯正にはいくつか種類があり、もちろん大人にも選択肢があります。
今回は、
- ワイヤー矯正
- マウスピース矯正
この2つを紹介します。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは、歯の表面に小さな装置(ブラケット)を付けて、ワイヤーで少しずつ歯を動かしていく 方法です。
ワイヤー矯正の主な特徴は
- 幅広い症例に対応できる
- 細かいコントロールがしやすい
- 表側装置は目立つ
などがあります。
表側装置は目立つ点がデメリットとして挙げられますが、最近は白いワイヤーや裏側装置などの目立ちにくくする選択肢も増えています。特に裏側矯正(リンガル矯正)は、歯の裏側に装置をつけるため周囲からほとんど見えません。ただし、舌に当たりやすく違和感を覚えることがある点や、費用が高めになる点には注意が必要です。
マウスピース矯正(インビザライン)
マウスピース矯正(インビザライン)は、透明なマウスピースを使って少しずつ歯を動かしていく方法です。
特徴として、
- 目立ちにくく、取り外しも可能
- 装着時間(1日20時間以上)が大切
などが挙げられます。



しかし簡単にできるので、最近は矯正歯科専門医以外の歯医者さんでも導入されたりして、 トラブルが増えているみたい・・・
専門の歯科医師しっかりと相談することが大切です。
矯正は何歳でもできる?
ズバリ、できます!
骨の成長が終わった大人でも、矯正治療は可能です。



むしろ最近は、40代・50代で始める方も増えてきましたよ。
大事なのは年齢よりも、歯や歯ぐき(歯周組織)の健康状態です。
歯周病が進行している場合や、重度の虫歯がある場合は、まずそちらの治療を優先する必要があります。
また、大人の矯正では骨の代謝が子どもよりも遅いため、歯の移動に時間がかかることがありますが、適切な治療を受ければしっかりと改善できますよ。
歯並びを整えることで見た目がきれいになるだけでなく、噛みやすくなったり、虫歯や歯周病のリスクを減らせたりと、さまざまなメリットがあります。
とはいえ、費用や期間なども気になりますよね。
では、矯正治療の基本の流れや費用、注意点を解説します!
矯正治療の流れ・期間・費用
矯正治療の大まかな流れは以下の通りです。
治療期間は症例によりますが、半年〜2年ほどが一般的です。
保険適用外なので、費用は医院によって異なりますが、まずはカウンセリングだけでも受けてみるのがおすすめです 。
どんな人におすすめ?
矯正治療は
- 歯並びや見た目が気になる
- 噛み合わせに違和感がある
- 顎が疲れやすい・痛みがある
- 虫歯や歯周病になりやすい
- 将来の歯の健康を大事にしたい
という人におすすめです。
そして、矯正をお考えの方は必ず専門医に相談してください!
矯正は見た目だけでなく、咬み合わせや顎関節、筋肉のバランスまで関わる専門性の高い治療です。
だからこそ、「矯正認定医」や「矯正専門医」のいる歯科医院で相談するのがベストです!
まとめ|矯正は未来への投資
矯正治療は、ただ歯を動かすだけじゃありません。
生活の質を上げ、将来の歯の健康を守る大切な選択肢なんです。
気になる方は、まずは気軽に相談してみてくださいね!



以上、歯医者ニキでした♪
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