ゆめくまって本当に様々なジャンルの人が集まっています。
だからこそ社内の会話が結構カオスだな〜と感じる毎日…。
どうも。ゆめくまでは取材、映像撮影、動画編集、ポスティングなどを担当しているそりです。

異業種が集まる「ゆめくま」の日常
僕、元々はお笑い芸人なのです。というか今もですが。
「イタガキ」というコンビで、長年熊本ローカル番組に出演させてもらっております。
お笑いライブも細々とやっています。
ずっと趣味でやっていた動画編集のスキルも今ゆめくまに活かせています。
ということで僕のジャンルとしては、
- お笑い
- 動画編集 といった感じですね。
で、akaneはWebや動画編集のスキルがあるので「動画編集」のジャンルは僕と同じ。
一方mokumeは、デザイナーなのでジャンルとしては「デザイン」や「紙面」となるでしょうか。
そして姐は紙マニアというだけあって、やはり「デザイン」や「紙面」のジャンルに当てはまります。
このことから、僕とakaneが動画やテレビの業界用語を使い、mokumeと姐がデザインや紙面系の業界用語をよく使っているんです。
とある日、
デザインを勉強中のcohaにmokumeが色々と教えている時、こんな会話が聞こえてきました。

ここもっとQ数上げて〜
横で聞いていても、なんのこっちゃわからんです。
どうやら文字の大きさのことらしい、というのが後でわかりました。
Q数(きゅーすう)とは
文字の大きさを表す単位。デザイン業界では、「Q数」と「ポイント(pt)」が使われる。
Q数は日本独自の単位で、ptは欧米で一般的に使われる単位。ちなみに、10Qは約7.1ptに相当する。
また別の日、僕とakaneの会話。



素材全部保存しとくとHD圧迫するけん、残すのは白だけでいいど?



そうですね。白と完パケだけでいきましょう!
今度は逆に僕ら以外のみんなが、なんのこっちゃ〜?の状態でした。
ちなみに「白」は動画を繋いだだけの状態。正式には「白素材」といい、文字や音楽などが入っていない状態のことです。「完パケ」は全部仕上がっていて、公開できる状態のこと。完全パッケージの略です。
このように専門家が集まっているが故に、専門外の業界用語はすぐには理解できないのです。
ゲラ…?
そもそも自分たちの業界で使わない単語であれば、「?」で済むのですが、同じ単語なのに業界によって意味が違う単語が出てくると結構面倒なことになります。
ある日のmokumeと僕の会話。



さっき出したゲラ見ました?



・・・???
お笑い業界で「ゲラ」と言えば、ゲラゲラとよく笑う人。つまり笑いのツボが浅い人のことを指します。
こういう人がライブや収録現場にいると、芸人としては最高に仕事がしやすいです。
つまり、お笑い業界的に解釈すると、



さっき出したよく笑う人見ました?
ということに。
意味がわからん!何を言ってるんだこの人は!?
ということはこの場合のゲラは僕の知っている意味ではない、ということ。
じゃあどういう意味なんだ?
思い出せ、流れを!
そうだ、ゆめくまの記事の文字校正を頼まれていたんだ。
文字校正はプリンターから出力された紙を読んで行う。
「さっき出した」は、プリンターから出したという意味か?
つまり試作状態の記事の紙、これがゲラという意味なのか?
そういえば以前「ゲラ版」という単語を聞いたことがあるぞ。
間違いない、ここでいう「ゲラ」とは「校正紙」のことだ!



あ、え…。あーはいはい。見ましたよ!
実にこの間、1秒です。
(わずか1秒で、しかも自力で正解に辿り着く僕って凄い!)
このように、紙面と動画、似て非なる業界の専門用語が飛び交う毎日です。



トンボが〜
うめくさが〜



ホワイトが〜
八百屋に〜



4/4で〜
これスミ何%〜?



リハホンで〜
ディゾって〜



CMYKで〜
マスクが〜
ね?何言ってるかわからんでしょ?
本当にカオスですわ〜。



アジェンダが〜
ローンチが〜
いやもうええわ!!
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