スタッフ全員出身フィールドが違い、様々な分野のエキスパートが揃っている「ゆめくま」。
そんな個性豊かなスタッフ達がゆめくまのお仕事を通して感じた事や担当分野について、自分の趣味や子育ての悩みなどに迫っていくコーナーです。
「素」でもあり「巣」でもある、そしてスタッフの「ス」から取ったゆめくまの“す”。
このブログを通して皆さんとコミュニケーションがとれるきっかけになればいいなと思っています。
今後とも「ゆめくま」をどうぞよろしくお願いします。
今回の担当は
まいどおおきに、姐です。
昨日12/19に誕生日を迎え「もうアカン…これ以上は…」と頭を抱えています。
でも、幾つになってもお祝いされるのは嬉しいですね〜^^
本日は元印刷会社の営業ウーマンの私が、紙の魅力について朝まで語ろうと思います。
私の一番好きな紙
何を隠そう私…
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紙が大好きなんです
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紙を触る感触が大好きで、今まで沢山の紙に触れてきました。
うわ〜!この紙めっちゃ分厚くてザラザラしてる〜!
角の部分を指で弾いた時のしなりが堪らへん〜!
ってなりません?
私はなります。
紙が好き→紙に沢山触れたい→そうだ!印刷会社なら沢山の紙に囲まれるのでは!?
…と、そんな安直(?)な発想で印刷会社に入社しました。
印刷会社にはとんでもない量の紙のサンプルがあり、毎日触ってニヤニヤしていました。
ちなみに一番触感が好きな紙はレザック66とアレザンです。
普段私たちが良く使うコピー紙のような普通の紙は上質紙と言い、ポスターやチラシなどでツルツルと光沢の有る用紙はコート紙など、紙の種類は大量に存在します。
そして紙の種類よって
- インクの乗り方
- 仕上がりの雰囲気
が変わるんです。
例えば、飲食店さんのチラシであれば食べ物を美味しそ〜に印刷したいですよね。
そんな時は、光沢があり鮮やかにインクが乗るコート紙を提案します。
歴史的な観光施設のパンフレットなら、マットコート紙を提案。手触りがサラサラでコート紙より落ち着いた印象になります。
「より高級感・重厚感を出すために、紙の厚みは少し厚めの135kgにしましょかー!」と紙厚も一緒に提案することも。
紙の厚みは「kg」で表記します。製紙メーカーから仕入れたままの状態の原紙サイズを1,000枚重ねた時の重さで表します。
ちなみに私は紙を触りすぎて、指で摘んで触るだけで紙の厚みが分かるようになりました。
う〜ん、これは…コート90kg!みたいにね。
紙の種類で変わる印象
お客様の企業の
- 事業内容
- イメージ
- 印刷物でアピールしたい事
- ターゲット層
これらの情報を聞き出して「どんな紙が合うか?」と、お客様に合わせた提案をします。
印刷物は一つとして同じものがありません。お客様によって求めている物は様々…。
チラシやポスター、絵本やお菓子のパッケージなどなど多岐にわたります。
印刷物にとって大切なのはデザインだと思われがちですが、紙の種類もとても重要なポイントなんです。
例えば、高級感のある結婚式場のチラシでとても洗練されて美しいデザインなのに、
コピー用紙のようなペラペラの紙に印刷されていたら…。
テッカテカの用紙に印刷されて光に反射してギラついていたら…。
なんかイメージと違ってガッカリしちゃいません?どれだけ良いデザインをしても、それを受け止める紙の種類によって印象が180度変わるのです。
しっかりお客様にヒアリングして、イメージや雰囲気を汲み取り、「デザイン」「紙質」「紙厚」「サイズ感」「加工」など、お客様が求めている以上の提案をする。
そうする事で「プロに任せておけば間違い無いんだ!」と信頼してもらえますし、とても喜んでもらえるのです。
結婚式のチラシは高白度が高いホワイトマットコート紙はどないでしょう?厚みは110kgがいいですね。結婚式場の雰囲気やウエディングドレスの白色が映えますし、手触りも良く優雅で高級な風合いに印刷が仕上がりますよ〜♪
「ゆめくま」でも同じような事を考えて仕事をしています。
- お客様の課題を聞き出し、最大限の効果を出せるように提案をする
- 常にプロ意識を持つ
これらを一番に考え、日々アンテナを張り巡らせて過ごしています。
ゆめくまのお客様のジャンルは様々。業務内容も、商品も、サービスも、お客様によってバラバラです。
みんなで相談しながら
「こうしたらもっとよく見える!」
「ここの表現を変えたほうがもっと伝わるかも!」
と意見を出し合い、プロの視点でお客様に唯一無二のご提案をさせていだたけるよう全力で取り組んでいます。
全員がプロ意識を持って皆様に喜んでもらえる誌面作りに日々奮闘し、今後もさらにゆめくまをパワーアップさせて行きます!
さ〜〜〜て、スタッフ全員に紙を触るだけで厚みが分かるように特訓させようかな〜〜〜!!!
ほな、また~~
次回もお楽しみに〜
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